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ジムニーJA11 ウォーターバルブ交換 DIY

リビルトラジエターに交換してから試乗を兼ねて、ジムニーで通勤をする毎日です。水温の安定感はバッチリ改善しており、少々エンジン回しても水温大きくは上がらず、渋滞でも幹線道路の連続走行でも大丈夫!! という状態で安心していたのですが・・ 

(正直、この普通に水温が上がらないことがめちゃくちゃほっとする。ラジエター交換前は、気持ち的にホントにしんどかった・・。低負荷で走っててもすぐ水温計の針が上がるから・・。)

1/3位の位置で安定。

ジムニーJA11 ウォーターバルブ交換 DIY 現状

左の画像)走行することに関しては非常に調子よいのですが・・ リザーバータンクの水が減ります。右の画像)よく点検してみるとウォーターバルブ周辺にLLC漏れ発見!

ウォーターバルブとは 車内の温度調整部分を動かすとワイヤーで動作する部分で 温まった冷却水を流す量を調節するパーツです。ウォーターバルブという名称は 私もこの時まで知りませんでした。

アップで写真とると・・ けっこう年季入ってますね。 エンジン止めた直後に見てみると 冷却水が漏れています。

これらを踏まえて、現状を推察すると・・ 今となっては順番はわかりませんが、サーモスタット、ラジエター、エンジンヘッド歪み、ヒーターバルブ・・  どれかが発端となって、全部 熱の影響を受けて・・ すべて関連して壊れていった という経緯な気がする。 なんて悲しい。  完治させたいのでがんばります。

その後 検証すると、50kmくらい走ると500ml位減る。 30km毎にリザーバータンクにLLCを補充してしばらくのってました。さらに200km位走ったけど、LLC漏れ以外は問題なさそう。 「ジムニー」 「JA11」 「ヒーターバルブ」「 ヒートバルブ」「ウォーターバルブ」 などで検索してみると みんカラ がヒットします。調べていくと、新品パーツは安いらしい。そして、交換は奥まったところで作業性は悪いがDIYでも可能そう。このパーツ自体消耗品とのことで、どちらにしても新品交換がよさそうです。

ということで、この段階でスズキさんにてパーツを購入しました。 

ウォーターバルブ交換 DIY 内容

作業日 距離2018-11-19 約143,500km
使用パーツ純正 ウォーターバルブ
 74710-83000 2,000円
純正 ヒーターホースセット
 17800-71810 770円x2
純正 クリップ 
 09401-18404 90円x4
合計3900円(税別)
作業前気になるところちゃんと交換できるだろうか?
失敗したら自走不能になる(笑)
漏れ 止まる・・はず!
作業感想約1時間
ツナギに着替えて正解の作業だった
できればカッターを使いたくなかったが・・今回はOKとする
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おそらく購入したものと同じ商品のリンクですが、適合の最終確認をされてから購入下さい。楽天、Yahoo の順でオススメです Amazonは純正部品見つけにくいかも

ウォーターバルブ交換 DIY 作業

今回購入したパーツです

つなぎに着替えて作業開始! 改めて思うのは 汚れ気にせず作業できるのってかなり大事で 今回は特にツナギを着ると作業しやすかったです。雰囲気も出るしね。

①温度調整につながっているワイヤーを外して・・ ちょっとよけておく。(画像なし)
②全体的に ネジとホースの付け根 今回関連しそうなところに 潤滑剤 556など を振っておく。(古いジムニーはこの作業が大事!今回はネジバカはゼロでした! )

③まず手前のホース外す。 意外と簡単にすっと抜ける。LLCぼたぼた。下で受けてます。

④ウォーターバルブから車内側につながるホースの車体側の取り外し試みる・・ ラジオペンチでクリップは何とか外せた(これも結構狭くてきつい) でもホースは全然抜けないし回らないし 力入らんし。

⑤先に 車体からウォーターバルブを取り外す。 ロングの3番?かなちょっと大きなプラスドライバーが工具箱にあったのと556が効いていて、これは楽勝で取り外しできる。見えるところに1か所と死角になるところに1か所の計2か所タッピングネジで止まってます。(タッピングかよ・・ M6ネジとかじゃないのか・・ と思ったりした。)

④-2回目 に戻る これで車体側ホースが少し回転させれるし・・ 外れるかと思いきや・・ 全然ダメ・・回らん。 なのでホースの差し込み口に傷がつかないか心配 なのとホースの再利用できない点から 少し抵抗あるけど・・。丁寧にカッターで切ります。  ・・めっちゃ楽に外れました。

できれば、何か うまくいかなかった時に戻せるように切らない方が良いとは思いますが ま 今回は仕方ない。

⑥ エンジン側のホース付け根部分にある ネジのホースバンドを緩めたけど・・、ココも熱で固着してるのか全然抜けないので カッター(笑) ああ楽ちん。

取り外すことができました。 新品と比べるとホース差し込み口が変形してる。 こ こんなに曲がる?? オーバーヒートのせい? それとも気づかないうちに自分で無理な力かけて曲げてた?( 他の可能性として、こないだシリンダーヘッド交換してもらったときに・・??)  とかいろいろ考えましたが・・ 確実なことはわからずでした。

消耗品だし、まあ良しとします。 しかしこれだけ曲がってるとさすがに冷却水が漏れる気がする。他のパッキンなどゴム系パーツもあやしいけど。

逆の手順で新品パーツ組み立てます。 ホースが硬くて入りにくかったら嫌だなあと思ってましたが、新品のホースはしっかり弾力性があり、どの差し込み口にもすんなり入って、組み立ては楽でした。
⑦ 車体側にホース付けて→ウォーターバルブを取付→ウォーターバルブと車体側からのホースを取付 

⑧ エンジン側にホース付けて→ウォーターバルブにそれをつないで→温度調整用のワイヤーを取付。 車内で温度は一番寒い位置にしてその状態でバルブが閉まるように! でパチッとアウターワイヤーを固定。(新品のウォーターバルブはこの全閉位置でいい具合にバネが効くんですね。 やっぱ新品は違います!


エンジンとウォーターバルブをつなぐホースのクリップはもともとついてたネジタイプの方があとあと便利そうだったので再利用しました。

で最後にネジなどの閉め忘れがないか再確認して取付完了。 

⑨ LLCを ラジエターから補充して エンジンをかけてしっかり暖機し エア抜きして完了!

ウォーターバルブ交換 DIY まとめ

その後 試乗 3日目 約50km走りましたがLLC減りません!! 良い感じです。


訂正 100km位走るとちょっと減りました・・。 なんで?? エア抜きが少しづつされて減ったのか? そもそもリザーバータンクの水量って気温とかの条件で変化するから その現象なのか? 

ウォーターバルブ交換前よりは 減りのスピードは全然遅いです。オーバーヒートしてからかれこれ1年半 やっとこ普通に問題なく走れる状態に戻った!!

追記 やっぱり冷却水が少しづつ減ります。 オーバーヒートの修理ってこんな感じなんですね。完治はしてませんでした。

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