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ジムニーJA11 リビルトラジエターに交換

過去のDIY作業の振り返りです

スズキディーラーでエンジンヘッド回りを交換してもらったのですが、完治しておらずまだ普通に運転すると 水温が上がり気味という状態です。 スズキで相談していた順序で 次はラジエターが怪しい ということで ラジエター選びから交換までしていきます。 あらためて オーバーヒートってかなり厄介ですね。色々なところが熱の影響を受けているので、ダメになっている部分が何か所もある。そもそもの大元の原因を解決したいのにそれどころじゃない感じが・・ なかなかきついですね

今までの流れ

①サーモスタッドDIY = 完全に不良になっていたので交換したが 全く治らず すぐに水温上がり沸騰(泣)

②スズキでエンジンヘッド交換= 水温の上がり方はだいぶマシになったが 正常ではない

③ラジエター =今ココです

本記事はこんな人におすすめ
  1. ジムニーJA11で、オーバーヒートに悩まれている方に
  2. 今後の予防や予備知識として 体験例を知っておきたい方に
  3. ジムニーに限らず オーバーヒートが気になる方に

ジムニーJA11 リビルトラジエターに交換 DIY 内容

作業日 距離2018-08 約143000km
使用パーツリビルド ラジエター 一式 25,704円三協ラジエター
作業前気になるところちゃんと交換できるだろうか?
失敗したら自走不能になる(笑)
漏れ 止まる・・はず!
作業感想約1時間
ツナギに着替えて正解の作業だった
できればカッターを使いたくなかったが・・今回はOKとする

ジムニーJA11 ラジエター交換に至った 理由

スズキでエンジンヘッドなど交換する見積りの際に 候補としてはラジエターも入っていた。その時の診断状態ではラジエターが交換必要かは判断できず、きちんと治せるかどうかは、順に作業していかないとわからない、そして純正の新品ラジエターがけっこう高価。という理由からラジエターは保留にしておいて、まずはエンジンヘッドを交換して状況見るという方針で進めました。 エンジンヘッドの交換で解決すれば良かったのですが・・ そううまくはいかず、今回は 次に不具合の可能性が疑われるラジエターに取りかかります。

ラジエター交換で完治する確証はないので・・ とりあえず安くて普通のものでDIYで交換しようと考えました。

ジムニーJA11 ラジエター選び編

候補1 リビルトラジエター

↑ 色々検索してたどり着いた リビルトラジエター屋。 その専門性に安心感があります。

↑ 楽天とYahooでも リビルトラジエターを 出品されています radeishopさん。 リストに無くても個別に問合せすると在庫ある場合もあるようです。当時、楽天SHOP内にはJA11用がなかったので問合せするとありました

候補2 純正以外の新品ラジエター

社外品 アルミラジエター ほぼポン付け を謳っている52mm(Yahooと楽天へのリンク分)と 極厚=55mm(Amazonへリンク分)があります(2025年1月 再調べ) いずれも競技用・加工が必要な場合あり との説明があり、カスタムやチューンナップ目的のパーツという印象。 今はとりあえず普通に運転できる状態に戻したいので パスとしました

候補3 純正の 新品ラジエター

↑ 純正新品は 50000円位(2025-01 再確認時) 治らなかった場合 チョット高いのでパス

候補4 純正の 中古ラジエター

↑ ヤフオクで 落札相場を 調べると 安いのは3980円~ 、10000円前後くらいで、なにかは見つかりそう! ラジエターだけが故障の場合だったら 吟味してヤフオクで購入っていう手もありかもしれないが 今回は原因解明したいので・・パスにします

ジムニーJA11 リビルトラジエター交換 作業編

注文すると すぐに発送してくれて翌日に届きました! 着払い送料の返却用送り状も同封されています。

車体についた状態では わかりやすい漏れやラジエターの割れは見当たらない。 LLCは減ってますね

 ラジエター下部の樹脂製のドレンコックを回してラジエター内のLLCを抜きます。フロントグリル、バンパー、エンジン下のカバー(+ネジ4本)、、リザーバータンク を取り外します バンパーは外すほうが作業しやすいです。3枚目がラジエターを取り外した状態です

ラジエターが固定されてる間にホース類を外す。これが固着してたりエンジン下部だったりで作業しにくい・・ 結局ラジエター側をすべて外すのではなく一部はエンジン側を外してラジエターについたままにしました(後の画像参照) ファンカバー固定ボルト外す(10mmx4)、少しずつラジエターまわりのボルトを外します(10mmxたくさん)、ファンカバーが邪魔でラジエター抜き取れない・・ エアコン用のラジエター?もラジエターステーへの固定ボルト外し隙間を作るがそれでもファンカバーが邪魔、結局フレームとラジエターステーの取付部の固定ボルト(10mmx4)も外し、大きく隙間を作りラジエターを少し回転させながら上側から取り外しました。 全体的にボルトに錆があり固着で作業性わるいです。 1本は折りました(泣) 前もって潤滑油吹き付けておきましょう

 1枚目 取り外したラジエター 画像は下側がキャップ側です。ホースが画像のように一部ラジエター側に残して外しました。 2枚目 外したラジエターアップ。全体に緑っぽくLLCがついてますが 何度かあふれてぶっかけてますので・・漏れてるのか、かかって付着しているのかが分からない

リビルトラジエターはフィン部の奥の方は赤錆っぽいところに上から塗装したような風にも見えます、パイプの中をのぞくとすごくきれいというわけではなく、見た目的にはちょっと残念気味。でも大事なのはちゃんと機能して、耐久性があることなので気にせず作業を進めます。
 元のラジエターからホースを外し、同じ角度でリビルトラジエターに取付 手順取付忘れに注意して取付していきます。 1本折れたネジはラジエターステーと車体フレームの取付部で電動ドリルで取り除きを試みるも奥まったところにあり断念。ただ取付強度も必要な所なので適当な手持ちの金具で補強して組みました。それ以外は何とかおおきな難点も無くリビルトラジエターが取付できました。
 LCCをラジエター上部から満タンまでいれて、エンジンかけて ヒーターMAXで風量3 でサーモスタットが開いてエアが出なくなるまでエア抜き、リザーバータンクにも補充して作業完了

ジムニーJA11 リビルトラジエターに交換後 試乗

まずは通りの少ない 細い道から・・。10分ほど 50km/hで走行しても 水温計は全体の1/4(はたの3本線までも上がらずその下の波線までも上がらない!!)で安定。

全然違う!びっくり!! 一旦戻って クールダウン リザーバータンクチェック、ラジエターキャップを外してチェック抜ききれなかったエア程度しか減ってない。いい感じ。少し補充。
その後 気持ちよく普通にバイパスを片道10分走行 水温計は最大でも1/3程度までしか上がらない。 戻りはエアコンをオンにして(といっても冷風でないが・・)負荷もかけながらバイパスを10分走行して戻りましたが やはり水温計は1/3程度で安定しており いい感じです。
 最後に改めて エンジンルームチェック ちょっと LLCの焼けるにおいして ここに漏れてる。 位置的にホース取付部からかな?ホースバンド 少し締めて様子見とします。
や  や  やっとまともに(普通に)ジムニー乗れそうです!!

 まだしばらくはテストかねて丁寧に走行していきます。

しかし 暑いですね。 ラジエター交換は汗だくでした。
あとは元のラジエターは着払いで三協ラジエターさんに戻します 

ジムニーJA11 リビルトラジエター交換 まとめ

リビルトラジエターに交換すると 水温上昇がしっかりと安定し、一般道の通常運転では 純正の水温計の半分以上に表示が上がることは無くなりました!! 少しづつ修理してわかってきたのが・・ オーバーヒートでどれが最初の原因か分からないですが 最終的には、冷却関連すべてにたいしてダメージがあるということです。

実は水温は安定したのですが 冷却水が減るという現象が出ており 次の作業に続きます(泣)

追記 後日、ラジエターとホースのつなぎ部分からLLCのにじみが発生 2022-03-15

今回の記事と同じ商品はこちら

購入先:三協ラジエーター さん  2025年1月現在 公式WEBSHOP内でJA11用は見つかりませんが 問合せすればありそうな気がする

こちらもリビルトでオススメ!

取り外したラジエターも 再生されると思うと、ちょっと嬉しいですね。

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