
ジムニーJA11との付き合いの中で ずっとつきまとってくるのが・・ エアコンの不具合
中古で入手した当初から 今までずっと何らかの不安があります(笑)
オーバーヒート関連がなんとかひと段落した2025年。そして酷暑でエアコンなしのクルマなんて地獄・・という状況で 初心にもどって JA11のエアコンについて対処してみます。
当時の書類 メモを見ながら 思い出して書いております。 投稿日は当時に日付にしております。
JA11エアコンアンプのカプラー補修 内容
作業日 距離 / 作業者 | 2005年5月 ?km | 友人の父 整備士 |
使用パーツ | 配線少し、平型ギボシ端子 オスメスx1組 | 在庫品 0円 |
作業前気になるところ | エアコンが効かない | |
作業感想 | 技ありという感じで本当に素晴らしいです プロは違います |

結論 エアコン不具合の原因は・・ カプラー内のピン折れ


エアコンの不具合の原因は エアコンアンプ (エアコンコンピュータ や エアコンコントローラーとも呼ばれる)・・
のカプラー内のピンが折れて通電していない為でした
こんなの自分では気づけませんでした。 流石です。
折れている部分は青錆びのような感じに色が付いている、前オーナーの扱いが悪かったのか? もしかしたら私自身がやったことなのか? 何か他の要因でこうなったのか? は分からないですが・・。
JA11 エアコンアンプのカプラー補修 修理編
JA11 エアコンアンプのカプラー補修 動画紹介
JA11 エアコンアンプのカプラー補修 修理編

エアコンアンプ 助手席の前のグローブボックスの下あたりに見えているコレです。 JA11は純正状態だと プロダクトデザインという概念が足りな過ぎたのか・・ 丸出しです(笑)
ちなみに、この部分を隠す カバー JimLaboオリジナルで販売中です!
こちら→ インパネアンダーパネル

①プラスドライバーで エアコンアンプを外す
②エアコンアンプを右にスライドさせるように取り外す
③カプラー部分を取り外す この部分今回の原因でもあるので 丁寧に!

カプラーを外した所 車体側 青錆びみたいな色がついています

エアコンアンプ側 青錆びがついていた位置のピンがありません
これでは 通電できておらず エアコンが動かないはずです

④エアコンアンプの裏のフタを小さなプラスネジ 2か所で取り外す

⑤折れたピンの位置と配線の配置をしっかり把握する
⑥矢印部分 基盤へ続く金属の棒へ配線を巻き付けその先に平端子を取り付ける

⑦車体側のカプラーへつながる配線、折れたピンへとつながる線へ 、分岐配線を作り 平型端子を取付る

⑧エアコンアンプ側 ついでに全体を目視で点検 経年劣化で電解コンデンサの液漏れリスクがある などの情報を見たことがあるので その辺をポイントによく見てみたが 外観はキレイだった

⑨エアコンアンプ側、追加した配線を隙間から出して、裏のフタを閉める

⑩元通りに取り付ける カプラーを付ける時に 追加した平端子もつなぐ
以上で作業完了
JA11エアコンアンプのカプラー補修 作業後感想

エアコン動きました! 冷たい風が出るようになりました。 もっと複雑な原因なことも多いようなのですが、今回は見た目でわかる明らかな断線・・ が原因という・・。 基本をおろそかにしてはいけない って感じでした。
JA11エアコンアンプのカプラー補修 まとめ

今回はこの修理方法で しっかりと補修しており大丈夫なのですが、JA11のエアコン修理を調べていくと エアコンアンプ自体が壊れていたり、電解コンデンサ部分がダメになる場合など 不具合の出やすい箇所ではあるようなので、今回のように脱着できる端子にしておくことで 今後のメンテナンス性も確保できます。
要因が複合的な場合は 少しコスト高いですが 新品パーツも手に入るようです


コメント