本革ステアリング と 本革シフトノブは 見た目が良いし、操作感もよいので 満足度は高かったのですが、日常的に運転していると ツメが当たったりしてキズが付いたり 少し気を使うなあ・・ と思っていました
それでも 少々のキズなら 案外それ以上悪化せず キレイな状態で使えていたので、意外と耐久性もあるものだなぁと感心していたのですが・・
ある日 ついに大きく革が剥がれてしまいました(泣) 青の矢印部分です
このままだと操作しにくいし、どんどん悪化しそう(というか すでに当初よりは悪化して剥がれた範囲が広がってる)なので DIYで補修を調べます
この記事では DIYで本革ステアリングを補修する方法 と その後の耐久性を報告します
同様の症状に悩んでいる方の参考になれば幸いです
結論は adoカラーで 3回塗りで補修すると 見た目的にはまあまあの仕上がりで、耐久性も意外としっかりある(現在 補修後3か月経過 )のでオススメはできます
- 本革ステアリングのクルマに乗っている
- 本革ステアリングのメンテナンスはどんな種類があるのか知りたい
- adoカラーで補修の仕上がりや耐久性を参考にしたい
本革ステアリングは 天然素材! 経年劣化はあたりまえ
本革といっても色々と種類や質があるのでしょうが、天然素材なので使い込むと変化しますよね
クリーニングや保湿クリームなどでメンテナンスすると 長持ちしそうですが それでも変化はするでしょうし
8年半という期間を 屋外駐車の過酷な環境だったわりには 直前までは良い状態をキープできていた方だと思う ちゃんとした手入れはしていなくて たまにウェットティッシュで拭くのと クルマの中でハンドクリームを塗っていたので その成分が少しはステアリングを潤していたのかもしれません
年月の経過が原因なのか・・ 温暖化がとどめを刺したのか・・ こんな感じで革が剥げました
本革ステアリング 補修方法の候補 6選
DIYを基本に どうやって補修しようか 色々調べてみました
候補 1 ハンドルカバーを取り付ける
ホームセンターとかで売ってるヤツ これは個人的にできれば無し(笑) 不自然に太くなる感じが どうも好きになれない でもネットで探すとホームセンターで売っている以上にたくさんの種類あるから もしかして良いものもあるのかも!?
候補2 アドカラー(adoカラー) 靴用の補修材 を塗る
革靴のキズの補修などを想定した補修材 安い! おてがる!おそらく塗料? と思うので すぐまた剥がれるんじゃない?とちょっと疑ってしまうが とりあえず試してみる価値はありそう
候補3 汎用の 手縫い編み込み 本革ハンドルカバー
コストは 安いけど 手間がかかるのと キレイに仕上げできる自信がない・・ ジムニーにはちょうどいいのかも
候補4 シエンタ 車種専用設計 の 手縫い 編み込みの本革ステアリングカバー
手間はかかるけど 候補3よりはキレイに仕上げできそうな気がする でもコストは13,200円 と結構高い・・ この値段出すなら他にも何か方法ないのか調べたい
候補5 純正パーツを購入して交換
↑ 本革巻で新品で約30,000円 エアバッグとかあるけどDIY交換できるのかな? 本革ではないウレタンステアリングも探したのですが 少し検索しただけでは見つからず・・ 少数ですがヤフオクにでてる中古で7,000円くらい
候補6 プロの業者に依頼する
トヨタにふつうに修理頼むとどうなるんでしょ? 交換かな?
他の専門業者を調べると・・ ステアリング修理 業者例 → 彩工房さん など 塗装によるリペア 15,000円~、本革に張り替え40,000円~ とのこと
ADOカラーで補修に決定 作業編
安い、そして近所のホームセンターでも売っているというお手軽さ と 何事も試してみないとわからないので・・ とりあえず 候補2のadoカラーで補修してみて あとはその後の経過を見て判断する という考えになりました
ということで 時間がある日に近所で購入し作業していきます
アドカラー 2回塗りだと 弱かった・・ 失敗
剥がれた革はもうキレイに貼り付けることはできないようなので カッターで切ってしまいます
剥がれた部分をサンドペーパーで 地ならし します 最初は500番、その後 1000番で やっぱりやさしく こすります
手加減が難しいです(泣) 力を入れすぎると 剥げてる部分が広がります・・ あまり完璧を求めずに 適当にする方が良さそうです で adoカラー クロの登場
家にたまたまあった筆で塗ります 塗りやすい 作業性は良いです
で 一度乾かして 2回塗りにして完了をしました・・ しかし 1ヶ月弱くらいたった 2024年7月 普通に使用していると右の画像のようにまた剥げてきました
アドカラー 3回塗りで 広範囲に塗ると 耐久性ありました
そして 別の部分でも皮の浮きが発生・・(泣) 最初に補修したところも悪化してます(右の写真)ただ、補修したところの質感は 結構 革っぽくて悪くないかも
DIY補修をやり直します 前回同様の方法でサンドペーパーで下地処理・・ 塗る範囲が1回目より広がってるな
前回の反省を生かして 剥げた部分から 1cmほど外側まで 広範囲に塗ります 塗って、乾かしてを繰り返して3回塗り!
新しく症状が出たところも同じように3回塗り!
仕上がりはこんな感じ・・まあまあですかね 作業時は不意に他の所を汚さないようにゴミ袋でカバーしてました
仕上がり画像 別角度
アドカラーで補修 使用後の感想
現在2024年 10月です 3ヶ月経ちます その間 普通に運転していましたが 問題出ていません
運転してると力が 加わる部分だし また同様に剥げてしまうんじゃ・・と思ってましたが 意外と耐久性あり びっくり!!です
見た目は・・ 遠目からだと気にならない感じ、よく見ると補修してるのは はっきりとわかります
操作感は・・ 補修した部分の手触りがザラザラしていて 良くはありません 片手ハンドルで力がかかっても普通に運転できますし 触った感触以外 運転するという操作では問題ないです
耐久性は・・ テストも兼ねて普通に運転したり 片手ハンドルで操作したり色々試しましたが 現在3か月で問題でてません
エンタHV 170系 本革ステアリング 劣化・剥がれ を DIY補修 まとめ
アドカラーの補修力はオススメ
アドカラーでの補修は、コスト・作業の手軽さを考えると なかなかコスパの良い補修力 だと思います
水性で筆などは水で洗える、でも仕上がり後は少し革というか皮?っぽい ただの塗料ではない仕上がり
と いう事で 同様の症状に遭遇した場合は 早めに (剥げてる範囲が狭いうちに)アドカラーで 補修がオススメです そうすると 手触りの悪い面積も少ないし それ以上の悪化を防げますので ステアリングの延命ができます
触った手触りだけは 少し残念ですが ※ それ以外はコスト以上の効果だと思います
1年後 や 3年後 までは分からないので またその時には追記しますね
※パッケージの使用法を後でよく読むと・・ パレットナイフなどで平らにしてくださいって書いてました・・ 全て筆で塗ったのが間違えかもしれません きちんと作業したら手触りも良くなるのかも
adoカラーの耐久性が半年や1年程度だったら・・ 次の補修方法
個人的には 本革は・・ 状態が良い時こそ手触りがよく満足感があるけど その後、時間経過でどんどん満足度が下がるくらいなら 耐久性のあるウレタンで良いんですけど~ とも思う
でもシエンタはウレタンハンドルの流通がすくなそうで逆にコスパ悪いかも・・ ということで 純正のウレタンハンドル探してDIY交換、車種専用編み上げ本革ステアリングカバー、めっちゃ評判が良さそうなのがあれば汎用のカバー という優先順かな
2024-11月 追記 他の所がまた剥がれてきた
2024-11月 補修したところは大丈夫なのですが ほかの所がはがれてきました
3度塗りすると耐久性はある程度ありあそうなので この 2か所もadoカラーで3度塗り補修しておきます
今回はパレットナイフと使うか 悩んだのですが うまくできる気がせず・・ 今回も筆で塗りました!めんどくさがらずに 1回塗るごとに乾かして、その間には筆を水洗いすることがポイントです
本革ステアリング 色々な劣化の例
車検の時に代車で借りた 30プリウスの本革ステアリングはこんな感じでした 全体的に表皮が薄くなって白くなってきてる・・ シエンタの皮の向けるような劣化も嫌ですが・・ このように全体的に劣化するのも これはこれで嫌かも(笑) 個人的には ステアリングは 別にウレタンでいいのにな・・ と思う
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