トヨタ シエンタ ハイブリット の取扱い説明書では 他人のバッテリーが上がっている時に助ける事はできない
となっているのですが やってみたらできました
今回は、相手はバイク 時間的に急いでないという条件です
シエンタHVで バッテリーチャージ 内容
作業日: 2021-11位
必要工具:プラスドライバー(PCXのバッテリー外しに) 、ブースターケーブル
作業感想:シエンタに悪影響なくて良かった
PCX のバッテリーをあげてしました
先日やってしまいました・・ PCXにキーを刺しっぱなし
しかもイグニッションオン状態で1~2日放置
その日は 乗ろうとして キーをまわすと・・ 電気関係が全く点灯せず、無反応でした こんなの初めてです
トヨタ ハイブリット車は他人を助ける事はできない!?
今、身近にあるものは シエンタハイブリットとブースターケーブル のみ (ジムニー JA11は 実家に放置中・・ → 約1年 屋外駐車の 30年物のジムニーJA11がこちら)
ハイブリット車は ブースターケーブルでつなげてジャンプスタートができるのか? エンジン車と違うのでどうなんだろう?と 検索してみると・・
自分(シエンタHV)のバッテリーが上がった時に助けてもらうことはできるけど、他人(今回の場合PCX)のバッテリーが上がっている時に助ける事はできない・・ という、自己中な仕様でした(笑)
ボンネットを開けると 助けてもらう時 専用の端子があります
トランクの下に電装用の12Vバッテリーがあるのは知ってたので調べると、このバッテリーはエンジンを始動するほどの容量が無い らしい(ほんとかな??) で ハイブリットシステムが複雑でどうのこうの・・ ややこしい
ミイラ取りがミイラになる ってリスクがあるけど・・(変なつなぎ方して シエンタがエラー表示とかになるとか・・) でも ヒントになるような情報も 少しあったので自己責任でやってみます
シエンタHVでPCXのバッテリーを助ける 作業
①PCXからバッテリーを外します メットインの一番前奥側にあります マイナス端子を外し→プラス端子を外す(夜の作業だったので画像なしです)
②トランク下部分のフタと
③トレーを取り外すと 補機用の12Vバッテリーがあります
③PCXのバッテリーを持ってきて
④シエンタハイブリットは 絶対にスタートボタンなどは押さず、すべてOFFで!
要は駐車している状態にします。(システムとかが変にエラー出ても嫌なので)
⑤助けられるPCXバッテリーのプラス端子 → シエンタのプラス端子 → シエンタのマイナス端子→ PCXのマイナス端子 の順でブースターケーブルをつなぎます
⑥そして 放置します エンジンONとかしません!(システムとかが変にエラー出ても嫌なので)
ゆっくり晩御飯を食べて小一時間放置
⑦ ⑥と逆の手順でケーブルを外します PCXのマイナス端子 → シエンタのマイナス端子 → シエンタのプラス端子→ PCXのプラス端子 の順で取り外します
PCX の セルは回るのか??
PCXにバッテリーを取付ます プラス端子→マイナス端子の順で取付します
で キーを回すと、メータ―が光りました!!おおっ!
では、セルを回します!
ブルっ て音がして エンジン始動しました!! いけるやん!
で近所を10分ほど走ります(充電) その後戻ってきてエンジン1回止めます
再始動してみると・・ セルは回ってまた始動できました
作業のつづき 仕上げと片付け
⑧PCXのバッテリーの取付 再確認、フタをセット
⑨シエンタHVのトランクトレー類を戻す
⑩シエンタHVの始動に問題ないか スタートボタンをON・・ いつも通りでした!!
シエンタHVでバッテリーチャージ まとめ
普通のエンジン車ならPCXのバッテリーは取り外さず、車体についた状態でつなげて、エンジン回して電圧上げる→PCXのセルを回す というのが ジャンプスタートです
シエンタHV では取説でも不可としているので、シエンタ側を起動すると・・ ハイブリットシステムが変なエラー感知しないか?? と考えすべてOFFで行いました
バッテリーからバッテリーに少しずつチャージ というイメージです
ちびちび時間かけて電気を分けるっていう感じ これなら例えば1ヶ月くらいシエンタに乗らなかったら、自然と少しづつ放電する程度と同じ様な状態なので、エラーにはならないはず・・との考えでした
今回はPCXの小さなバッテリーで、劣化したものではない 条件でした
クルマ用の大きなバッテリーや劣化具合によっては うまくできない可能性もあります
ということで マネする方は自己責任でおねがいします
↓ オススメ ブースターケーブル紹介
しかし 補機バッテリーはなんで普及してないEN規格なんだ??(軽自動車サイズじゃダメなの??)
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